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めぐりゆく

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V5

窓辺に映る君をノートに書き殴ったまま 針が重なり鐘がなる 遠のいていく足音 ふと凪が窓に映り、遠き春を待つ あと何度、君の背中を見れるのだろう でもね、まだ君の顔を見る勇気がないから 窓辺で君の横顔を想っている いつか見た 同じ空の下を 君と歩んでいく その道の軌跡を 今も私はここにいる 君を想って、私は明日を歌う 君の声が消えるまで 風花に舞う君の残り香が漂ったまま どこかで遠雷が呼ぶ 移ろいゆく残像 ふと影が揺れて、次の春を待つ あと何度、君の背中を思い出すだろう でもね、いつかの君の顔を思い出しては、 私の胸が苦しくなる いつか見た 分かつ月の下で 君が歩んでいく その道の果てを 今も私は動けない 君の姿が、私の過去を呼ぶ 私の灯が消えるまで 泡沫の物語、きっと これは交わらない御伽噺 恋の詩は実らない 私が紡いだ未完成の鎮魂歌 いつか見た 枯れた星の下で 君が廻った その旅の果てを 今は君ととなり合わせ 君の顔が、私の道を示してく 君の影が消えるまで 私の詩の消えるまで この旅路の果てに 窓辺に桜の便りが舞う いつか名も姿も無き君と私が 巡る先で 歩き出す日まで