
諸君。 オシャレとは何か。 この問いに、誰もが答えを与えようとする。 はやりを追え。型を守れ。常識を疑え。 そして、自らの旗の下に集まれと叫ぶ。 だが、諸君。 その旗を選ぶ前に、確かめるべきことがある。 そこに、諸君自身の美学はあるか! 我々は、それぞれの理想と美学によって、独自の道を進む。 その道を、他人の賛同を得るために曲げることはない。 この態度を、決断から逃げた者の中立と呼ぶ者もいるだろう。 どちらにも属せぬ、臆病者の集まりと笑う者もいるだろう。 ならば問おう。 自ら選んだ道を、一人でも進む者と。 大勢の後ろに隠れ、選ぶ責任を捨てた者と。 己の足で立っているのは、どちらだ! はやりの服を着る者がいる。 古びた一着を守る者がいる。 洗練された旋律を磨く者がいる。 荒々しい音に、譲れぬ理想を託す者がいる。 その違いを、我々は誇る。 同じ旗を掲げたからといって、同じ姿になる必要がどこにある! 共に歩むからといって、同じ音を鳴らす必要がどこにある! 我々が共有するものは、自ら選び、その選択を引き受ける意志である! 諸君にも、覚えがあるはずだ。 笑われることを恐れ、しまい込んだ一着を。 理解されぬと思い、消してしまった一節を。 誰かの評価を気にして、言えなかった「好き」という言葉を。 いつまで、その判断を他人に預けておくつもりか! 我々の進む道は、我々が決める。 その道の価値は、我々の作品によって示す。 オシャレとは何か。 それは、諸君の理想と美学が、姿を得たものである! ならば、理想をまとえ。 美学を鳴らせ。 諸君にしか進めぬ道を、その足で切り開け! 我々の旗の下には、いくつもの道がある。 そのすべてを、諸君自身の意志で前へ進めるのだ! 諸君。 独自の道を進め! その美学を、世界に示せ! ジーク!ジオン!

