
©️achrag.org 虫食いの 奉書紙 掠れた行間 息を止める これは「か」か、それとも「は」か 異形の文字の 迷宮を往く 筆が 描く放物線 連綿の糸が 時代を繋ぐ 翻刻の灯火 消さぬように 難読の壁を穿つ 読み解く 千代の筆跡を 蘇る 眠れる古の記憶 私が 綴る答えは 名も無き綴り手の 魂の鼓動 私は Lonely Scriber 志を「し」と読み、王を「は」と書く 崩し尽くされた 文字の裏側 綴り手の熱 鼓動の陰 数多の文字を 脳裏に浮かべ 例え歴史に 埋もれた記文でも 私が見つければ 言の葉が息づく 一文字毎に 扉を開けて 誰だろうと笑う 読み解く 千代の筆先を 蘇る 古の記憶 私が 綴る答えは 名もなき綴り手の 魂の鼓動 私は Lonely Scriber 墨の香りが 薄れてゆく 最後の一行書き終えたなら 夜明けの光に筆を置いて 歴史の深淵へ そっと寄りそう 私は Lonely Scriber 私は Lonely Scriber
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