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夏の影を抱いて

【Intro】 波の音だけが 遠い日の続きを知っている 【Verse 1】 夕陽が海にほどけて 君の横顔を染めていた 何も言わずに歩くほど ふたりは近くにいたはずなのに 濡れた砂に残した文字を 波が静かに消してゆく 冗談みたいに笑う君を 僕は黙って見つめてた 【Pre-Chorus】 好きだと言えば 壊れそうで さよならだけを 先に覚えた 【Chorus】 夏の影を抱いて ひとり海を見ている 君が残した温もりだけが 今も胸を離れない 逢いたいほど遠くなる あの日の声と微笑み 夜がすべてを隠しても この想いは消えない 【Verse 2】 窓を少しだけ開ければ 潮の匂いが部屋に入る 古いラジオから流れる歌が 忘れた季節を連れてくる 君が好きだった白い花を 今年も店先で見かけた 買う理由などないはずなのに 気づけば手に取っていた 【Pre-Chorus】 時が経てば 楽になると 誰かが言った あれは嘘だね 【Chorus】 夏の影を抱いて 今日も君を探してる 誰かの隣で笑う姿を 思えば胸が痛むよ 優しささえ残酷だと あの頃は知らなかった 忘れることが愛ならば 僕にはできそうもない 【Instrumental】 【Bridge】 もしもあの日に帰れたなら 何を伝えられるだろう きっと同じように迷いながら 君の背中を見送るだろう 愛はいつでも遅すぎて 失くしたあとで名前を持つ 波打ち際に立ち尽くせば 君の声がした気がした 【Final Chorus】 夏の影を抱いて ひとり海を見ている 君が残した温もりだけが 今も胸を離れない 逢いたいほど遠くなる あの日の声と微笑み 夜がすべてを隠しても この想いは消えない 夏が終わるそのたびに 君をまた愛してしまう 帰らない季節の中で 僕だけが立ち止まる 【Outro】 月明かりに濡れた海 君のいない夏が揺れる