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鬼と桃太郎の道

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V6

[Intro] 風が戸を叩く 山が息をする 遠くで太鼓が 夜を呼び起こす [Verse 1] 村の灯りが ひとつ消えた 赤い足あと 畑を越えた 鬼が来たぞと 鐘が鳴れば 犬も鶏も 声をひそめた [Pre-Chorus] 角の影が 蔵を揺らし 宝の箱を さらっていく そのころ峠の 桃の旗 ひとりの旅人が 風を切る [Chorus] 桃太郎が来る 鬼退治に来る 鬼の耳まで 知らせが走る 桃太郎が来る きびだんごを携え 鬼は牙をむき 空をにらんだ [Verse 2] 鬼ヶ島では 宴が止まり 見張りの太鼓が 早くなる 金の勾玉 古い巻物 鬼の宝を 守れ守れ [Instrumental] 笛がひとすじ 風を裂く 太鼓が三つ 地面を打つ [Bridge] 待て待て鬼よ 道をあけろ 宝を返せと 桃太郎 だが鬼は笑い 腕を振れば 桃太郎の袋が 宙を舞う [Chorus] 盗られた 盗られた 鬼の宝 桃太郎の手に きらりと光る 勝ったぞ 勝ったぞ と思った瞬間 鬼のひと突きで 桃太郎は転ぶ [Breakdown] 風だけが鳴る 笛だけが泣く 桃太郎は立てない 鬼は手を差し出す [Verse 3] 「強いな鬼よ」と 桃太郎は言う 「おまえも妙に まっすぐだ」 鬼は黙って きびだんごを 半分に割って 差し出した [Final Chorus] 桃太郎は負けた 鬼に負けた けれどその手を 握り返した 宝は村へ 持って帰ろう 鬼も仲間だ 道を行こう [Outro] 風が戸を開け 朝が顔を出す 太鼓は軽く 笛は笑う 鬼と桃太郎 並んで歩く 次の不思議を 探しに行こう