
見えない糸繋がる 意識が遠のく誰かの声 不可視 感覚研ぎ澄ます 止められない輪廻 景色が移り行く 一面 銀の絨毯 黒い何かが木霊する 伝染するコントラスト 白かった何かが 刹那真っ赤に染まる 空の白も 赤く染まっていく 彷徨う世界 巡る記憶 蜃気楼の如く 揺らめいて 気づかぬ内に伝染する 脳髄に響く謎の音色 黒い何かとは知らず 耳を傾け唾を飲む 伝播する感情 侵食する感応 ミシミシと音を発す 虚空の真綿 天井から垂れ下がる 暗転する景色 一面 雪月夜 銀の絨毯は 黒に伝染する 藍色の如く天は 揺らめいて 彷徨う心 微睡に沈む 解っても意識は伝染する 一つの子守唄 一つの洗脳 陽炎の如く 誰かの目に焼き付く 私が響かす黒の音色 知らず知らず抱いて 耳を傾けほくそ笑む 伝播する心情 侵食するメランコリック 轢音発する椅子 虚空の真綿 張り詰め 終に軋む かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる そんなわらべ歌 もう来ない夜明けの晩に 意識は次へと伝染する 響き届いた黒の音色 誰かがまた知らずに抱いて 耳を傾け伝染する 伝播する意識 侵食する集団ヒステリー 裂音響く不夜城に 虚空に舞う洗脳集団 意識は終に途絶える 知らず知らず 誰かの意識は伝染して 私を蝕む 揺ら揺らと 酔夢はより一層と 五感全てが感染経路 鶴と亀が滑る頃 貴方の後ろの正面 それは誰?

