改札前 人ごみの中 君の背中 すぐ見つけちゃうの 平気なふり 慣れたはずなのに 胸の奥 今日もうるさい 隣に笑う その理由が 私じゃないことも 知ってる わかってるのに 期待する 優しさが ずるいから たった少し 手を伸ばせば 触れられそうな 距離なのに 壊れるのが 怖いから 何も言えずに 笑うの 好きだよって 打っては消して 画面だけに 本音こぼす 送信ボタン 押せないまま 夜ばかりが 深くなる 君の未来に 私はいない わかってるのに 夢を見る 届かなくていい この気持ち 消せないのは 私のほう 偶然みたいな 帰り道 少し後ろ 歩く私 隣にいる 誰かより 君を想う時間は 長いのに 努力すれば 叶うなら どれだけでも 頑張るのに 神様はね 恋だけは 理屈じゃないって 笑う 知らない顔 知らない景色 踏み込めない 君の世界 近づくほど 遠くなる それでもまた 目で追う 好きだよって 打っては消して 未送信だけ 増えていく 伝えたらきっと 終わるから 今のままが 痛いのに 君の名前が 光るたび 世界全部 止まるみたい 救いみたいな 残酷さで 今日もまた 期待する 「友達でいい」なんて嘘 言えたらもっと 楽になれるのに 強がるたび 少しずつ 本当の私が 削れる 叶わないと 知ることが 大人に なることなら 私はまだ 子供のまま この想いを 離せない 好きだよって 打っては消して 結局まだ 送れない 終わらせる勇気より 続ける弱さを 選ぶ 君が誰かを 好きでもいい 隣にいられなくても それでもまだ 想ってる どうしようもないくらい 送信できない 言葉だけ 今日も胸に たまってく


