
四百年目の花嫁~僕の、お嫁さん『キミ』になってよ~
(Intro) (囁くような低い声で) 『……四百年も、待ったんだよ?』 『もう、鳥(とり)さんじゃ足りないの。……全部、ちょうだい?』 【1番:Aメロ】 薄暗い103号室の部屋に満ちる 雨上がりの森の 甘い罠 バスタオル一枚の 無防備な君を 215センチの影が 容赦なく貪(むさぼ)る 【1番:Bメロ】 「お留守番も、我慢した」 「チロチロするのも、我慢した」 ギザギザの歯の隙間から 覗(のぞ)く赤いわり舌(した) いつもなら弾き返せる 自慢のフィジカル(物理) だけど 霊力がとけて 指先一つ動かない 【1番:サビ】 たぶらかしてあげる 君のすべてを 銀の髪を黒く汚し シーツに溺れさせて たゆたう胸に刻む 僕だけの印(マピラ) 「お嫁さん」でしょ? 逃がさない 骨の髄(ずい)まで 食べ尽くしてあげる 【2番:Aメロ】 はだけた黒い着物 燃える赤い瞳 昼間の神様(おじいさん)の前での くちづけ 「その場しのぎ」なんて 言い訳は許さない 怪異の本能(おす)の衝動(しょうどう)が 限界を突破する 【2番:Bメロ】 大きな手が滑(すべ)り込(こ)み 質量(しつりょう)を鷲掴(わしづか)む いつもみたいな悪戯(イタズラ)じゃない 番(つがい)の証(あかし)を その肌にブチ込む 青い銀河の瞳が 僕の色香に狂わされていく 【2番:サビ】 愛し尽くしてあげる 身も心も 四百年のかわきを 君の熱で満たして 変なところ、もっと触って 声を聴(き)かせて ずるいよ、僕だけのものになってよ ねえ、ホントの意味で 溶け合おう? 【Cメロ】 (曲調が激しく展開する) 誰にもさわらせない あの男も、あの女も 君の可愛いお声は 僕だけのもの あつく、あつく、身体の中で疼(うず)く契約(キズナ) 【ラストサビ】 たぶらかしてあげる 骨まで全部 せまいアパートの夜が 二人を包み隠す ミズチの愛の檻からは もう出られない 「ごちそうさまでした」の代わりに もう一度、深く、深く、噛みついてあげる (Outro) (狂おしいほどの甘い囁き) 『……ねえ、カイ。おいしかったよ』 『明日も、僕のご飯になってね?』


