待ち合わせ 五時って言ったのに あなたは別の人と 笑ってた サンダルの片方 脱げたふりして うつむいて ほんとは 泣きそうだった 赤 青 黄色 順番に消えてく 好きだねって 言えないままで 夏の花火 眺めていたら 熱くて 熱くて アイス溶けちゃった 手のひら ベタベタになっても 拭けなかった あなたを見てた 隣にいるのは わたしじゃなくて それでも 同じ空 見てるって思う 首の後ろが チリチリ痛い これは 暑さの せいにしておく ひゅるるる ぱっと 消えてくみたいに このきもちも 消えたらいいのに 夏の花火 眺めていたら 熱くて 熱くて アイス溶けちゃった ぜんぶ 流れて落ちていって それでも まだ 好きだった こんな夜 はやく終わればいい あなたの隣 立てたら よかった ほんとは ぜんぶ 欲しかったのに 言えない言葉 飲み込んで 笑う 夏の花火 終わってしまう 最後の一発 空に消えていく あなたの横顔 照らしてた光 ずるいよ こんなに きれいで ベタベタの手 そのままにして 言えなかった 好きだったよ 溶けてしまった 夏のかけら ひとりで そっと 見送ってる


