
[Intro] [Verse 1] 放課後の通学路 今日も暖簾(のれん)が揺れとるにゃ 「いらっしゃい♪」 尻尾を振れば あの二人 いつもの席へ並んでく 甘いスープの湯気の中 並ぶ笑顔を見とったにゃ あたしだけが知っとった まだ名前のない恋心 [Pre-Chorus] 目と目が合えば分かるのに 人は言葉にせんと分からへんにゃ [Chorus] 甘いスープに包まれて 少し照れた恋心 君の横顔 見つめるあの子 あたしは足元で丸くなる 播州(ばんしゅう)の空が染まるころ 夕焼け色の帰り道 二人の背中見送りながら また明日ねと鳴いとった [Verse 2] テストの話 部活の話 笑い声が響いとるにゃ ほんまはもっと伝えたい そんな空気も知っとった レンゲが置かれる音さえ 今日は少し寂しくて 時間よ止まれと思うほど 静かな店になっとったにゃ [Pre-Chorus] 季節は何度も巡るけど あの日だけは色褪せへんにゃ [Chorus] 甘いスープの香りだけ 今も変わらずここにある 並んだ二人の思い出を あたしはずっと覚えとる 播州(ばんしゅう)の風が吹くたびに 暖簾(のれん)がやさしく揺れるたび あの日の笑顔を思い出し 小さくひとつ鳴いてみる [Bridge] あれから何年 過ぎたんやろうにゃ 今日も店先で 誰かを待っとる 君たちがくれた思い出は あたしの宝物やねん [Last Chorus] 甘いスープの湯気の中 消えない小さな恋心 あの席だけは今もずっと 特別な場所やねん 播州(ばんしゅう)の町に帰る人を 今日も暖簾(のれん)のそばで待っとる 「また来たよ」と笑う声を あたしは笑顔で迎えるにゃ [Outro] 「また来てにゃ♪」

