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君に会えてよかった

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駅までの道とか どうでもいい話とか 同じ時間に 同じ画面を見てた 短い文で 足りる気がして 夜が来る前に また送っていた 「君に会えてよかった 」 そう思えた理由は 少しずつ 形になっていった ありがとうって 何度も書き直して その一通に 気持ちを入れた 離れてから 書く量は増えて 返事を待つ時間が 前より長くなった 同じ言い方が 違って聞こえて 行間ばかり 見てしまう 込めたはずの優しさが 画面の向こうで ゆっくり ずれていった 君に会えてよかった そう言えなくなって 送らないままの欠片が 増えていった 多く書いても 書かなくても どちらも 遠ざけてしまうなら 書くこと自体が 答えじゃないと ようやく 思えた 「君に会えてよかった 」 それだけで この話は 終わりにできる 知らない街で 元気でいることを 願うくらいが ちょうどよかった 最後に残ったのは 短い文 これ以上 重ねないための