
[Verse 1] 日照り続きの 村があった 井戸の底まで 乾いていた 雲をひとひら 水をひと匙 両手で合わせて 名をつける 雨を降らせる 雨の神 田畑を濡らして 川を満たす 村人たちは 手を合わせ 祈る 神様仏様 深い森では 道が消え 旅人たちが 迷ってた 小石を並べて 糸を結んで 今度は道の 神を産む [Pre-Chorus] 足りないものが あるのなら 足りるようにと 作ればいい 雨にも 道にも 名をつけて 役目をひとつ 渡しましょう [Chorus] 産めよ 産めよ 神を産め 雨降る空には 雨の神 迷える森には 道の神 困りごとなら 任せましょう ひとつ ふたつと 名をつけて みっつ よっつと 増えてゆく 祈りの数だけ 神を産め 今日も世界は よく回る [Verse 2] 眠れぬ子どもが 泣いていた 夜がふけても 目を閉じぬ 欠伸をひとつ 枕に詰め 眠りを運ぶ 神を産む 痩せた畑に 種を蒔き 実りを結ぶ 神を産む 病の町には 癒しの神 荒れた海には 凪の神 けれども雨は 降り続く 道はどこまでも 増えてゆく 眠りについた 子どもたちは 夜が明けても 目覚めない [Pre-Chorus 2] 役目をひとつ 与えたら 神は愚直に 繰り返す やめてと言っても 祈らなくても ただそれだけを 永遠に [Chorus 2] 産めよ 産めよ 神を産め 凍える冬には 炎の神 暗い夜道に 月の神 与えた役目を 果たしてる ひとつ ふたつと 名をつけて みっつ よっつと 増えてゆく 祈りが消えても 神は居る 今日も世界を 回してる [Bridge] ひとつひとつを 思い出す 名前をあげた 役目をあげた けれどもひとつ 忘れてた 私が産んだ神達は 終わりをひとつ 作らなかった [Final Chorus] 産めよ 産めよ 神を産め 最後にひとつ 神を産め 黒い夜から 影をひとつ 消えゆく吐息を ひとつ取り 「終わり」をその手に 握らせて 最後の名前を 与えましょう [Soft] ⬛︎を司る ⬛︎神を── [Final Chorus 2] 雨にもいつか 終わりが来る 道にもいつか 終わりが来る 眠りも 実りも 祈りさえ 役目を終えて 消えてゆく ひとつ ふたつと 神は消え みっつ よっつと 空へ還る 最後に残った ⬛︎神は 辺りを静かに 見渡した [Outro] 終わらせるものは もう何もない 名を呼ぶ声も 聞こえない 最後の神は 少し笑って 自らその手を 胸に置く 生まれたものには 終わりがある だから 最後の神も──

