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月夜のくじら列車#NGD-1

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Verse 1 まよなか 一時すぎ ひとときごとに 世界はページをめくる たまにね ページを二枚 めくっちゃう夜もある 忘れられた時間のすきま ランタンをかかげると やってくる 夜空色した 青いクジラ 執事が手招きして 猫の王子が乗り込むと 銀河のレールの上を 青いクジラは 静かに滑り出す ⸻ Chorus そこは世界のスキマの街 忘れられた花に 水をあげるおばあちゃん 古びた時計をなおす おじいさん 冷めたスープを 温め直す料理人 宛名のない手紙を 大事にしまっている郵便屋さん ずっと待っている いつかページの隙間に気づいて 立ち止まる 誰かを ⸻ Verse 2 青いクジラの背中から 猫の王子がおりる いつものように 花に水をあげる 古びた時計の 音色に耳をすませ 温かなスープを 少しだけ冷ましていただく 郵便屋さんと顔を見合わせて 困ったように笑い合う 街には風が吹かない 星は瞬きをやめて眠る 池の水は鏡のように 月を映している 夜は世界の果てまで続く ⸻ Bridge 猫の王子は 歩き続ける 執事が静かについてゆく 砂漠を横切り 夜の終わりに辿り着くと 太陽がすやすや眠っている おひさま そろそろ朝ですよ 肩をそっとトントン 太陽は寝ぼけまなこで 目を覚ます ふわぁとあくびをすると 空の向こうが白くなる ⸻ Outro また来るね 手を振って 街のみんなにお別れを 猫の王子と執事は トンっとクジラに飛び乗る ランタンの灯りを揺らしながら 青いクジラは 静かに夜へ溶けてゆく ⸻ Moonlight Whale Train The Cat Prince Quietly Set Time in Motion.