ボクの心は冷たかった 視界も灰色に映ってさ 何もかもが嫌になって 全てをここで、投げ出したかった でもそんな度胸はボクにはなくて いつも孤独で過ごしていた ずっと繰り返していたんだ 君が現れるまでは ボクはこの世界を知ろうとしなかった 一人だけでは何もできないから でも君はボクに教えようとしたんだ この明るい世界を 明るい世界を どうにかして突き放したかった そんなことどうでもよかったから でもそれから毎日 声をかけてくれるようになった 「一緒に行こう」 「一緒に食べよう」 「一緒に帰ろう」 毎日毎日話してくれてさ 君はボクに世界を教えてくれた 理由を聞くと君はこう言う 「自信を持ってほしいから」 ボクは答えられなかった 「ーーー自信なんて持てない」 「ーーー持ったところでさ」 「ーーーいったい何になる」 「ーーーどうせ何もかも上手くいかない」 ボクは不意にそう言ってしまった 感情的になっちゃってさ 君は驚いていた そして静かに泣いていたんだよ ボクは何も言わずその場を立ち去った 罪悪感がこみ上がってくる 君は何も悪くないのに 悪いのはボクなのに 突然君は手を引っ張った そしてボクの顔を見て言った 「諦めないで」って 「君がいないと嫌だ」って その時ボクは、 ボクも涙したんだ 気づくと君はいつも傍にいたね 嬉しいことも悲しいことも まるで自分のことのようにしてさ いつしかボクは前に 進めるようになっていたんだ ボクはこの世界を知ろうとしなかった 一人だけでは何もできないから でも今は違うよ 君がそばにいてくれたから ボクは前に進められる


