
[Intro] 午前零時 眠る庭で 誰にも告げず ほどける白 月だけが知っている 今夜 わたしが咲くことを [Verse 1] 朝になれば消えるのなら 咲かないほうがいいなんて そんな寂しい正しさを わたしは選びたくない 名前を呼ぶ人もいない 足を止める人もいない それでも胸の奥にある 命は静かに熱を持つ [Pre-Chorus] 永遠じゃなくていい 忘れられたっていい この瞬間だけは 誰より美しく [Chorus] 月下美人 夜に咲いて たった一度の夢を抱いて 明日には散ってしまっても 今ここにいる それでいい Queen of the Night 月明かりを纏って 短い命を燃やして 長く残ることだけが 価値じゃないと咲いている [Verse 2] 時計の針は止まらない 夜は少しずつ薄くなる 終わりが近づくほどなぜ 世界は綺麗に見えるの 叶わなかった願いさえ 胸に抱いたままでいい 完成しない物語も 確かに生きた証だから [Pre-Chorus 2] 百年続く光より 一秒の輝きでも 心を照らせたなら それで充分でしょう? [Chorus] 月下美人 風に揺れて 誰にも見えない場所で咲いて 朝露に溶けてしまっても この夜だけは嘘じゃない Queen of the Night 儚さを恐れないで 終わりまで美しくあれ 消えてしまう運命さえ 抱きしめながら咲いている [Bridge] もしも永遠だけが 美しいというのなら 流れ星も 花火も こんなに胸を焦がさない 終わるから愛しくて 戻れないから眩しくて 一度きりの夜だから わたしはすべてを咲かせる [Instrumental Build] 月が沈む 空が白む 花びらが震える それでも―― まだ、終わらない [Final Chorus] 月下美人 咲き誇れ 夜明けがすぐそこにいても 最後の一枚散るまで わたしはわたしでいたい Queen of the Night この一夜を永遠にして 誰にも見られなくたって ここに咲いた事実だけは 誰にも消せないから 月下美人 夜に咲いて 短い夢を抱きしめて 永遠じゃなくてもいい 一瞬を生き切れたなら それが―― わたしの美しさ [Outro] 朝の光 静かな庭 白い花が そっと閉じてゆく 誰も知らない 一夜の奇跡 それでも月だけは 覚えている

