深夜にベッドから起き出す コンソメ味のチップス  満たされたいとき 3枚だけ、3枚だけといいながら、 銀の袋の穴の先をのぞく 半分をたべる ジュースをのみ、水で口をゆすぐ しかしながら 足りない 足りない 白いクリームが挟まれている黒いクッキーに手を出す。 どうする?パカっと片側一枚のクッキーをはずして、クリームだけをなめるのか… いや。噛もう この重圧ごと… また水で口をゆすぐ。 風呂のあとに一回、ちゃんと歯をみがいたんだから、ゆすぐ程度でいいだろう… いや、しかし 今度は酢を求める 味がほしい 味が欲しい 酢だこを一枚だけ…一枚だけ… と言いながら3枚 今度は、やはり甘さだ。 一個だけチョコマシュマロを… といいつつ3個食べる でもたりない。 まだたりない 結局 最初のコンソメを全部 腹にいれ 口を水でゆすぎ 幸福にみたされたままに 眠りにつく 次の日に あ、またやっちまったな… やっぱ、歯磨きをやっておけばよかった と絶対におもうことを今夜も忘れ…