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銀木犀

V5.5

#ジャズ壊していたらイベントが終わっていた絶景 新しいジャンル模索中。 ____________________ 欠けていることすら 最初から知っていて 揃いすぎた香りは むしろ不自然で 呼び方も仕草も 意味を持たないまま 愛しさごと 静かに切り分けていく 近くで揺れていた 体温の残りも 時間と一緒に 形を失っていき 鮮やかさだけが 置き去りになって 私はもう そこにいない 閉じた奥のどこかで もう必要もない記憶だけが 季節のふりをして 通り過ぎて 正しいような顔をして 怖いくらいに澄んでいて アナタだけがまだ紅 正確さで終わらせた アナタの言の葉は もう戻る理由もなく 空白のまま乾いていく 間違えた絶景 ワタシは 崩れない未完成 変わらないものなど 最初から存在しなくて それを確かめるだけの 繰り返しの中で 息を吸うたびに 薄れていく感覚と 残る必要のない 痛みだけ 捨てていく 引き戻される 余地もなく 掴み損ねた形すら 意味を持たずに 忘れるでもなく 思い出すでもなく ただ甘さを 終わらせていき 怖いくらいに単純で 想い出して紅 曖昧さを脱ぎ捨てた ワタシの言の葉は 残っているのは ただの余熱だけ 正しさの絶景 アナタはもう過ぎた完成形 綺麗だった断片も 今はただの風景で そこに意味を与えることも もうなくて 曖昧さも不確かさも 必要ないままに 香りは ただの日常に戻る 深くもなく浅くもなく ただそれだけで わたしの記憶の足元は もう揺れない 怖いくらいに澄んでいる アナタはただの 絶景。