[Verse 1 — 静かに、神秘的に] 白い書架に 時は眠る 封じた声が 灰に滲む 誰かの涙を 罪と呼び 祈る言葉も 鍵をかけた 硝子の奥に 灯った朱 名を持たぬまま 息をする 神の秤も 量れない あまりに小さな 命の熱 [Verse 2 — 徐々に激しく] 街は秒針の 足音で ひとつの夢まで 決められた けれど一滴 雨が鳴り 錆びた規律に ひびが入る 笑う少女と 傷ついた鳥 伸ばした指が 震えていた その痛みさえ 知らぬはずの 胸の深くで 雪が溶ける [Chorus — 壮大に、感情的に] 願え 願え 夜を越えて 折れた翼を 抱き上げて 泣けよ 泣けよ 恥じるなかれ 涙は命の 証だから ああ 緋色の祈りよ 冷たい星図を 塗り替えて 正しさだけで 築いた塔が 優しさひとつに 揺れている Cor expergiscitur. Vox libera. Lux aeterna. 消せない痛みが あるのなら それさえ光と 呼ぼう ああ 緋色の祈りよ 私の傷 私の救い 静寂を守る王国に 初めて朝が 差す [Verse 3 — 重厚なリズム] 銀の法廷 鐘が響く 失われた火を 探し出せ 空の祭壇 砕けた印 罪人の影は どこにもない 石の壁から 歌が漏れ 眠る街路に 花が咲く ひとつの鼓動が 千となり 忘れた名前を 呼び始める [Verse 4 — 荘厳に、暗く] 玉座に座す 古き賢者 黄金の瞳に 亀裂が走る かつて世界を 焼いたのは 憎しみではなく 愛だった 別れの嘆きが 海を満たし 叶わぬ願いが 空を裂いた だから心を 封じたのだ 二度と誰も 泣かぬように [Bridge — 静かなピアノと独唱] もしも涙が 罪ならば なぜ花は雨を 待つのだろう もしも愛が 過ちなら なぜ星は夜を 照らすのだろう 守りたかった 壊したくなかった 永遠の平和を 願っただけなのに [Pause — 完全な静寂] ……なのに、なぜ? この胸が痛む? なぜ、声が震える? なぜ……涙が? 私が守った世界は…… 本当に…… 幸せだったのか? [Final Chorus — フルオーケストラ&聖歌隊] 願え 願え 天を越えて 閉ざされた未来を 解き放て 泣けよ 泣けよ 恐れるなかれ 悲しみさえも 愛なのだから ああ 緋色の祈りよ 凍てつく運命を 燃やし尽くせ 千年続いた 沈黙さえ たった一声に 崩れてゆく Cor expergiscitur. Nunc surge. Nunc canta. Nunc vive. 歯車の空が 軋みながら 失くした夜明けを 取り戻す 天球を巡る 黄金の輪 砕け散るたび 星が生まれ 忘れられていた 幾千の声 新たな宇宙に 響き渡る ああ 緋色の祈りよ 私の罪 私の奇跡 涙も笑顔も 抱きしめて 終わりゆく神話に 口づけを 完璧だった あの世界に 不完全な愛が 勝利する [Outro — 優しく、儚く] 最後の鐘が 夜を裂き 黄金の天球は 眠りにつく 砕けた空の その向こう 名もなき星が 瞬いた 泣きながら 笑いながら 新しい風を 感じていた 傷だらけの その手のひらに 小さな命が 息づいている もう誰も 命じなくていい もう誰も 心を隠さなくていい 夜明けの光が 頬を撫でる Amor est veritas. 愛こそが、真実。 愛だった 別れの嘆きが  海を満たし 叶わぬ願いが  空を裂いた だから心を  封じたのだ 二度と誰も  泣かぬように [Bridge — 静かなピアノと独唱] もしも涙が  罪ならば なぜ花は雨を  待つのだろう もしも愛が  過ちなら なぜ星は夜を  照らすのだろう 守りたかった 壊したくなかった 永遠の平和を 願っただけなのに [ Pause — 完全な静寂] …… なのに、 なぜ? この胸が痛む? なぜ、 声が震える? なぜ…… 涙が? 私が守った世界は…… 本当に…… 幸せだったのか? [Final Chorus — フルオーケストラ&聖歌隊] 願え  願え  天を越えて 閉ざされた未来を  解き放て 泣けよ  泣けよ  恐れるなかれ 悲しみさえも  愛なのだから ああ  緋色の祈りよ 凍てつく運命を  燃やし尽くせ 千年続いた  沈黙さえ たった一声に  崩れてゆく Cor expergiscitur. Nunc surge. Nunc canta. Nunc vive. 歯車の空が  軋みながら 失くした夜明けを  取り戻す 天球を巡る  黄金の輪 砕け散るたび  星が生まれ 忘れられていた  幾千の声 新たな宇宙に  響き渡る ああ  緋色の祈りよ 私の罪  私の奇跡 涙も笑顔も  抱きしめて 終わりゆく神話に  口づけを 完璧だった  あの世界に 不完全な愛が  勝利する [Outro — 優しく、儚く] 最後の鐘が  夜を裂き 黄金の天球は  眠りにつく 砕けた空の  その向こう 名もなき星が  瞬いた 泣きながら  笑いながら 新しい風を  感じていた 傷だらけの  その手のひらに 小さな命が  息づいている もう誰も  命じなくていい もう誰も  心を隠さなくていい 夜明けの光が  頬を撫でる 終わりゆく神話に  口づけを 完璧だった  あの世界に 不完全な愛が  勝利する