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サーチライト(Re-Recording)

V6

【Verse 1】 街の端で 静まり返った午後が積もっていく まだ名もない時間だけが 掌の近くをすり抜けるように過ぎていった 選ばれない日々が重なるたびに 遠い場所で眠る「自分の順番」だけが 微かに身震いしていた 【Pre-Chorus】 天井をよぎる淡い光を見上げても 今はまだ 合図が届いていないだけだと息を整える 【Chorus】 当たらないライトの下で ひそかに守ってきた温度がひとつ残っていた 誰にも触れられない夜でも その小さな温もりだけは途切れなかった 光の向きは読めないけれど 奪われない時間が確かに此処にある 【Verse 2】 明日の線引きは途中で歪んで 予想のつく形はひとつも見当たらない それでも掌の奥に残った 薄い熱だけは 沈まずに漂よう様にそこに居た 【Pre-Chorus】 正しさも順序も静かに脇へ置いて 残された静寂を あえて受け止めてみる 【Chorus】 当たらないライトの下で 眠りかけていた色が 仄かに立ち上がる 名指しされない時間でも 消えずに留まったものが確かにあった 照らされる時は見えないまま けれど 手放さずにいた日々が どこかで形を変え始めている 【Bridge】 光は時折 別の肩をなぞるように移動していく そのたびに置いていかれた気がしても 沈まずに姿勢を整え 呼吸を静かに戻した 呼ばれない夜を越えるたび 胸の深いところに 淡い色がひとつ増えていく 【Last Chorus】 当たらないライトの長い夜で 磨かれず残った思いさえ やがて巡る一条の気まぐれに触れられる その時まで 形にならない瞬間を手放さずに 呼ばれなかった日々ごと抱きながら 次に回る光の行方を静かに待てばいい 君の番は必ず 遠いところから近づいている