
[イントロ] 「……おこしやす。京都へ。 あぁ、もうお帰りでっか? ずいぶん汚れた水色の服、それは流行りどすか? それとも……ただの返り血どすか?」 [ヴァース1] 時計台の下 並んだ九つの影 お利口な頭で 綴った韻(ライム)のパズル 「全韻」いうたら聞こえはええけど 中身スカスカ まるで空の八ッ橋どすな 筑波(あっち)の真似して 水色着込んで 歩く姿は 迷子の小学生 「計算通り」? そら結構なことで 泥水飲んだんも 想定内(プラン)の内どすか? [フック] おこしやす 本物の地獄へ おこしやす 理屈の通らん路地裏へ 九枚(きゅうまい)の薄っぺらな知性 剥がして 鴨川に流しておしまいやす (Yeah, Just wash it away, wash it away...) [ヴァース2] 名前は出さへん 出す価値もあらへん 「高学歴」いう看板 重すぎたんと違います? あの方は「黒」に染まって 前を歩かはる あんたらは「水色」のまま 地べた這いつくばる 京都の夜は はんなりだけやあらへん 牙(キバ)隠した 路地の闇に喰われる ボコボコにされて ようやく気付かはった? 「インテリ」は「ストリート」の単なるオカズどす。 [ブリッジ] 五人は逃げる 黒いスーツに着替えて 四人は潜る 消えへん傷を抱えて 分裂(ぶんれつ) 終末(しゅうまつ) お疲れさんどした あんたらには この街の「毒」は強すぎた。 [ヴァース3] 皮肉(ひにく)理屈(りくつ)死ぬまで言うてはれ 「本名」隠した うち(私)に届くわけあらへん うちは「興越和(おこしやす)」 ただの迎え火 あんたらの「プライド」 ここで焼いときます ……さよなら。もう二度と 京都(ここ)で「いきる」のはおよしやす。 [アウトロ] 「あぁ、掃除の邪魔どす。 はよ、その汚れたジャージ、捨ててきなはれ……」 [フェードアウト]

