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天保水滸伝|笹川の花会【ハイスピードHIPHOP浪曲】

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V6

[Hook] とねの かわかぜ たもとにいれて つきに さおさす たかせぶね ひとめ せきのと たたくわ かわの みずにせかれる くいなどり こいの はちがつ おおとねづきよ さわらばやしの おとも さえわたり よしの はずえに つゆおくころわ よぶや ほたるの そこかしこ いたこあやめの なつかしさ わたしゃ くじゅうくり あらはまそだち というて いわしの こでわない [Rap] たばこを くゆらせて はしごだん かるく あがった にかいの ひろま まさきちが ひょいとみて おどろきました いずれも ねんちょうの なある おやぶんしゅうが し ごじゅうにん きらぼしのごとく いならんでいた 「いいおかいっか すのさきの まさきちともうします よろしく おたのみもうします」 いずれも とうか いちりゅうという おやぶんしゅうに ことばをかけてもらい まさきちの よろこびわ てんにでも のぼるような きもちだった そのよろこびも つかのまです うえから かぞえて ろくばんめ ほおぼねたかく がんにくおち ぶしょうひげを はやしたおとこ まさきちが ていねいに あいさつをしたが へんじをしない みるに みかねた おおまえだの えいごろうが 「おいおい ながおか! どうしたんだい あいさつしてるじゃねえか わかいもののこった ことばぐらい かけてやんな」 はじめて ぱっちり めがひらいた ひとなみはずれた おおきなめだま! 「てめえが いいおかの こぞうか すけわ どうしたんだい? からだが ぐあいがわるいってえなら あるいてくるのが たいぎだったら うまにでも かごにでも のってこい! それが ほねがおれたら せおわれてこい! ひとに おやぶん かしらといわれてもな だいなごんでもなけりゃ かんぱくでもねえんだ としのわかい しげぞうが はなかいをやると きいたならば なぜ でてきて さしずのひとつも してやらねえんだ しけったやろう! ぎりとにんじょうわ かたぎのひとより まっとうに わたらなきゃあ やくざのみちわ たたねえ ぜにゃ できたそうだ けっこうなこった いくら もっていやがっても つかいかたの しらねえやろうだ かえったら そういえ 「しぬときゃ そっくり もってけ」ってな!」 [Verse] にがりきってぞ よこをむく ああ このおとこ たれあろう あかぎおろしの からっかぜ ぎきょうの にもじを ふところに なくこもだまる くにさだ―― ちゅうじ―― [Rap] まさきちわ ちいさくなっていると 「ただいま いいおかより おぎりを ちょうだいいたしましたので これわ どこえ はらしていただいたら よろしゅうござんしょうか?」 おやぶんしゅうの ぎりが かもいのところに ずらりと はってあります おおまえだの えいごろうが きん ひゃくりょう わかものちゅうとして ごじゅうりょう しのぶの つねきちが おなじく こうしゅう つむぎの ぶんきちが ひゃくりょう わかものちゅうとして にじゅうごりょう ぜにの つかいかたの しらねえやろうだと いわれたやさき おやぶん こぶんで このばえ はんぱなぜにの にじゅうごりょう! 「このびらを はられたら はらきって しななくちゃならねえ」 ところが ちゅうじが ぎりのびらをみて おどろいた 「いいおかの わかいの おまえわ まさきちっていったな ……かんべんしてくれ おらぁ とんでもねえ おおしくじりをした りっぱなぎりを もってきてくれたなぁ おらぁ このぎりをみて すけどのの ほんとうのきもちが はじめて わかったよ まんざのなかで さんざん いやみをいったが かんべんしろい ちゅうじわ にんげんが しょうじきだ わるいこたぁ わるいって すぐに あやまる きげんをなおして おれのさかずきを ひとつ うけてくれ」 まさきちが ぎりのびらをみて おどろいた! 「きん ひゃくりょう いいおか すけごろう きん ごじゅうりょう すのさきの まさきち きん ごじゅうりょう いいおか わかものちゅう」 と りっぱに したためてあった! [Hook] にじゅうごりょうの そのかねが かわれば かわる にひゃくりょう―― じっと みつめる びらのもじ いくどみても かわりわない 「ああ しらなかった しらなかった! いまがいままで すげえやつ しげぞうを わるくおもった このおれが あまりといえば―― なさけない―― ゆるしてください かしら と かんきあまって まさきちわ ほろり―― ほろり――と―― おとこの―― なみだ――」 [Rap] 「このまま ひきさがっていいのか? これだけの とりもちをしてもらって だが まてよ おれにとっちゃあ いっせいちだいの はれのぶたい このままじゃあ ひきさがれねえ ささがわにわ すまねえが いま じょうしゅうで うりだしの ちゅうじ…… あのやろうの いのちを もらっていこう!」 まさきちの はらわ きまりました 「なにを! てめえが じょうしゅうの ちゅうじか!」 しょうめんから とびかかった にっこりわらって ちゅうじわ くもなく そのてを はらいのけ―― [Outro] ひきょうみれんな いいおかにも すぎたおとこが いたのかと かんきあまって くにさだちゅうじ これわ―― てんぽうすいこでん――