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ブルーライト・ゴースト

目を開けたとき あなたは逃げた 伸ばしたこの手を 化け物と呼んだ 名前も知らず 扉を叩いても 答えてくれたのは 雷鳴だけ 包帯の下の この顔を あなたは二度と 見ないのでしょう 灯りの消えた 部屋に残され 生まれたことさえ 罪に思えた 愛してよ ねえ 僕を見てよ 命をくれたのは あなたでしょう 醜い姿が 僕のすべてじゃない わかってほしい それだけなのに 閉ざされた 扉の前で 今も 父さんを待っている 窓の向こうの 家族を見て 言葉も笑顔も ひとりで覚えた 優しくしたくて 手を伸ばすたび 悲鳴の中で 怪物になっていく あなたと家族に なりたいだけ 失敗作ではなく 誰かを 憎むためじゃなく 抱きしめられたくて 生まれたのに 見つけてよ ねえ 本当の僕を 縫い目の奥にも 心はある 憎しみなんて 望んでいない わかっている わかっているのに あなたの影を 追うほど 大事なものを 壊してしまう この命を 消せば あなたは 楽になりますか ブルーライトが 傷を照らす 父さん 僕に 名前をください 愛してよ ねえ 僕を見てよ 命をくれた その目で見てよ 怪物になるために 生まれたんじゃない 信じてほしい それだけなのに 白い荒野を 彷徨いながら 今も 父さんを呼んでいる 青白い光が 消えて 静かな 夜が来る 本当は ただ あなたの子だと 呼んでほしかった