
寄せの暖簾を くぐるたび 夢見心が 踊り出す めくりに書かれた この名前 いつかトリまで 昇りたい まだ 若いな まだ アマいな 師匠の言葉が 胸に刺さる 芸は磨け 声を響かせ 失敗さえも 芸の肥やし 今日も一席 笑わせろ 幕が上がれば オレの世界 笑いひとつで 夢になる 声を響かせ 芸をつなげ 今日も高座へ 駆け上がれ 出番札が めくれるたび 胸の鼓動が 鳴り響く 一門の暖簾 背中に背負い 今日も枕で 勝負する まだ 足りない まだ 遠いな それでも歩けば 道になる 芸は育つ 人を笑わせ 涙さえも 芸の肥やし いつか必ず トリになる 幕が上がれば オレの世界 笑いひとつで 夢になる 声を響かせ 芸をつなげ 今日も高座へ 駆け上がれ 三味線 チントン 拍子木 カンカン 夢を見るか? 夢を見せるか? 答えは高座 幕が上がれば オレの世界 笑いひとつで 夢になる 声を響かせ 芸をつなげ 今日も高座へ 駆け上がれ 一門背負って 夢をつなぐ 笑いひとつで 世を照らせ 「おあとがよろしいようで!」

