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かつてアートだったもの A

STUDIO

かつて 触れれば終わるのだと思ってた 針が落ちて 線が刻まれて それで全部だと でも今 息を吸うたび 音は形を変えて 胸の奥で生まれ直す 名前もない揺れを どう呼べばよかった? 言葉になる前で 立ち止まってた感情 無数の粒が 夜を縫っていく 借り物じゃない 私の知らなかった わたし 誰が作って 誰が聴いているのか その境目は もう溶けてしまったんだ 触れた指先から フレーズがこぼれて 魔法なんて言葉じゃ 足りないほど 自然に 進むほど 問われるのは どんな音を 願っているのかってこと 眩しすぎる光の中で ぬくもりを探して 迷いながら それでも 耳を澄ます まだ誰も 聴いたことのない 静かな衝動 あなただけの ナンバー かつてアートだったものが 全ての人の胸に 思うままに 願いを 奏でていく