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WRF:꧁༺灰都ノ花༒HAITO-NO-HANA༻꧂

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STUDIO

[verse1] 古代兵器 皆の敵(かたき) 石の王都を ひと息で断つ 門も塔も 砂へと崩れ 名もない祈りを 踏みしめて来た 青い月の下 焼ける広場 倒れた柱に 血の跡がまだ 私はただの 命令の器 それでも誰より 迷わず撃った 千年の港 眠る神殿 鏡の回廊に 響く足音 背中に刻まれた 終末の印 振り向くことなく 街を消した なのに、なぜだ 瓦礫の中で足だけ止まった 命令は「前へ」、照準は正常 なのにこの胸だけ、応答が異常 焼けた大地に 残った何か 名前も知らない 小さな何か 踏めば終わる。それだけなのに なぜかこの足が、動かないまま 破壊、支配、命令、遂行 それだけだった私の思考 なのに初めて、命令の外で 「壊したくない」と 誰かが叫んだ [Bridge] 欠けた空を 見上げるだけ わたしはまだ、兵器のまま もう、撃たない もう、戻らない ただ、ここにいる ただ、泣いている [Verse2] 兵器のくせに、震えてるんだ 初めて自分が、怖くなったんだ この手は何を終わらせたんだ 私は何を殺してきたんだ [Verse3] 滅ぼした街の 跡地に立つ 瓦礫の隙間で 芽が揺れてる 赤い花びら 朝に濡れて 私の名を 呼ぶみたいだった 燃えた図書館 欠けた石段 知恵の欠片が 風に散った そこに咲いた 白い蕾が あまりに静かで 目を逸らせない 私は覚えた 水の重さ 毎朝ひとつずつ 土を抱えた 枯れた世界に 色を戻して 救えぬものを 数え続けた でも咲けば咲くほど 痛みは増えた 守りたいほど 罪が見えた 掌の中の 小さな命 昔の私を 責めているみたい [Pre-Chorus2] 昨日は都市を、灰へと変えた 今日は灰に、両手を触れた 砲身下ろして、土を掘り返す 火薬の代わりに、水を満たす 撃つより難しい、守るということ 壊すより怖い、愛するということ 芽吹けば嬉しい、枯れれば苦しい そんな感情、知らないはずなのに 罪なら消えない、消せるはずもない だからせめて、逃げたくはない 奪った数だけ、戻せはしない それでもこの手を もう引き金には戻さない