
君とまた会った時 カッコいい彼氏を連れていて 二人して僕を軽蔑する 逆上した僕を その男はカラダを呈して 君達を守ろうとする 君を抱きしめて ボロボロ泣きながら いつかの夜のように 君は慰めて 負け犬のように とぼとぼその場を離れるんだ 僕がずっと守ってきたはずだったのに なんて惨めで無力で 恥ずかしいのだろう ずっと守ってきたはずだったのに 今は分厚い壁の外で さげずまれる存在で 仲良く二人で さげすむ姿は よりその惨めを 一層色濃くさせた 娘はその様を見ながら 軽蔑の眼差しを向けて 小さな頃に遊んだ時に 向けてくれた尊敬の眼差しは 一欠片も残っていやしない 一人の部屋は僕をダメにする あまりに静かで あまりに孤独で だからといって 恋人を作る気持ちにもなれず 友達を作る気持ちにもなれない 結局、誰かと話している時に 明るい気持ちになるぐらいで 電波も良くないこの部屋は 会話すらままならない あまりに静かで あまりに孤独で 君の寝息も 遠くのテレビの音も聞こえない 地震があっても駆け出して 守る相手もいない 寝つけないと愚痴る相手も あるのは深い闇だけ 朝起きたら 全てが嘘であって欲しい 娘が起こしに来て ホットケーキを作って ゲームをしながら それを食べる 君に食べるかどうか聞いて 眠たそうに君が部屋から出てきて 娘を抱きしめる あぁ、僕は幸せだと感じる いつまでもこんな時間が続いて欲しいと願う 一人の部屋は僕をダメにする あまりに静かで あまりに孤独で こんなことばかり思うんだ 朝起きたら 全てが嘘であって欲しい

