
潮が満ちるぞ 火を灯せ 月を担いで 船を出せ えいやさ えいやさ! 愛の波間に 火を浮かべ ひとつ ふたつと 夜を編む 名前を書いた 灯りを持って 静かな浜へ 歩き出す 言えなかった ありがとう 届かなかった さようなら 三線の音に 預けたら 今夜は笑って 送りましょう 泣いた顔では 月まで曇る 涙は海へ 返しておいで 太鼓が鳴ったら 顔を上げろ 風が私たちを 待っている えいやさ えいやさ 月を担いで 海を行け えいやさ! 火を絶やすな! えいやさ えいやさ 涙も今夜は 祭り歌 海にさらわれ 見えなくなっても それはさよなら なんかじゃない またこの岸で 歌えばいいさ 月を担いで えいやさ! えいやさ えいやさ えいやさ! 足を鳴らせ えいやさ! 朝まで進め 遠い沖から 風が吹く 白い飛沫が 空を舞う 願いを乗せた 船たちは 月の光に 列をなす 忘れたくない 声がある 忘れられない 夜もある 抱えたままで 構わない 重けりゃみんなで 担げばいい ひとりで持てない 悲しみならば 太鼓の数だけ 分ければいいさ 掛け声ひとつで 舵を取れ 夜明けは海の 向こうにある えいやさ えいやさ 月を担いで 海を行け えいやさ! 船を進めろ! えいやさ えいやさ 願いも迷いも 祭り歌 風にさらわれ 声が枯れても 歌は波間に 残っている またこの岸へ 帰っておいで 月を担いで えいやさ! えいやさ! えいやさ! 火を掲げろ! えいやさ! えいやさ! 月を掲げろ! えいやさ! えいやさ! 海を渡れ! えいやさ! えいやさ! 朝を迎えろ! 本当は少し 寂しいけれど あなたのいない 明日が怖いけれど 火を消さない ここにいるから 帰る場所まで 消えないように 波が遠くへ 運んだとしても あなたの歌を 忘れないから 行っておいで えいやさ えいやさ 月を担いで 海を行け えいやさ! 火を絶やすな! えいやさ えいやさ 笑って送れば 祭り歌 泣いて 笑って 声を重ねて 夜の終わりを 迎えに行こう また会う日まで 火を掲げて 月を担いで えいやさ! えいやさ えいやさ 空と海とを ひとつにして えいやさ! もっと高く! えいやさ えいやさ 命の限りに 歌えや歌え 波がさらって 見えなくなっても 心の岸には 火が残る またこの場所で 会えるその日まで 月を担いで えいやさあああ! えいやさ! えいやさ! 潮が引くまで 火を灯せ 月を見送る 朝が来る

