
ポン出し!
<HEADER> [Mix-Intent: Isolate Stems, Maximize Separation] </HEADER> [Verse 1] 夕暮れの卓に指を置いた 街は静かに色を変えた 誰かの笑う声の裏で 僕は合図だけを待っていた 古びた秒針が震えて 赤い空へ音が滲む 始まりも終わりもいつだって 小さな一音で動き出す [Pre-Chorus] 間違えないように 息を殺していた だけど本当はずっと 僕も鳴りたかった [Chorus] ポン出しのその音が 君の涙を照らしたなら 届かない夜の向こうにも まだ光はある気がした 消えてしまう一秒に 僕は全部を込めていた 押した指の熱だけが 今も胸で燃えている [Verse 2] 誰かの場面を飾るたび 僕の影だけ薄くなった 拍手の外で笑いながら 名前のない風になった それでも君が振り向いた ほんの少しの沈黙で 間に合った気がしたんだ 世界が止まるその前に [Pre-Chorus] 選ばれないまま 朝を越えてきた だけどこの音だけは 僕のものだった [Chorus] ポン出しのその音が 君の明日を開いたなら 報われない昨日さえも 少しだけ赦せるかな 忘れられる一瞬に 僕は心を置いてきた 戻れないと知りながら まだ指先は震えている [Bridge] 始まりの音 終わりの音 一発勝負の夜に 息をする音 誰にも聞こえないくらい 小さなポン出しが 夜の底を叩いて 朝を呼んでいた [Final Chorus] ポン出しのその音が 僕自身に届いたなら 一発勝負の暗がりにも まだ意味はある気がした 消えてしまう一秒を もう怖がらなくていい 押した指のその先で 僕は僕を始めていく ポン出しのその音が 君の涙を照らしたなら 届かない夜の向こうにも まだ光はある気がした 赤く沈む空の下 僕は合図を鳴らしていた 終わりじゃないと信じたくて また一音を押していく

