
お月さまの もう半分
[Intro] パン屋さんの いいにおい いつもの角を 曲がったら 屋根と屋根との あいだから お月さまが こっちを見てた [Verse 1] どうして今日は 半分なの? 昨日どこかに 忘れたの? しばらく空を 見上げてたら なんだか少し さみしそう みんなは「あ、半月」って それだけ言って 行っちゃうけれど わたしはちょっと 気になった もう半分は どこにいるの? [Pre-Chorus] ねえ お月さま 聞こえてる? なくしものなら いっしょに探そう [Chorus] お月さまの もう半分 どこにいるの? どこにいるの? 見えない夜の その向こう ちゃんといるなら 出ておいで お月さまの もう半分 わたしはちゃんと 待ってるよ 見つけたときには 言ってあげる 「ここにいたんだ」って [Verse 2] すると夜空が きらりと揺れて 羽みたいな ひかりがひとつ ふわり ふわりと 降りてきて 紙袋へ すぽんと入った 袋のすきまが 光ってる 手のひらまで あったかい そっとのぞいて 目をまるくして わたしは小さく 笑ったの [Pre-Chorus] 「ここにいたんだ」 そうだったんだ いなくなったんじゃ なかったんだね [Chorus] お月さまの もう半分 ここにいたんだ ここにいたんだ 紙袋から こぼれるひかり 夜道をそっと 照らしてる お月さまの もう半分 今日はわたしが 連れて帰る だいじょうぶだよ 落とさないよ ぎゅっと抱いて 帰るから [Bridge] 見えないだけなら いなくない 声がしなくても そこにいる だからわたしは 忘れないよ 半分だけの 夜のこと [Breakdown] ねえ 今夜だけは うちにおいで [Final Chorus] お月さまの もう半分 ここにいるよ ここにいるよ 見えないものを 抱きしめたら 紙袋まで 星みたい お月さまの もう半分 今日はふたりで 帰ろうよ 明日になったら ちゃんと空へ わたしが返して あげるから だから今夜は おやすみ わたしのそばで おやすみ まあるいままの お月さま 秘密はちゃんと 知ってるよ [Outro] パン屋さんの 角を曲がって ひかりを抱いて 帰ります 明日の空で 会えたなら 小さく手を振るね [end]

