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シルフと四季の記憶

[Verse 1] 春には鮮やかな華が咲いて 淡い陽射しが頬を撫でた 芽吹く命の囁き乗せて シルフは空を駆けてゆく 君が零した小さな願い 風の羽根にそっと包んで 花びら揺れる並木道から 遠い誰かへ届けていた [Bridge] だけどどんなに抱き締めても 季節は静かに流れてゆく 掌の中の温もりさえも 光になって消えてゆく [Chorus] 風よ運んで あの日の景色を 笑い声と優しい涙を 閉じ込めたくても零れてしまう 四季の欠片は空へ舞う シルフが歌う儚い旋律 巡る季節のその狭間で 消えゆく瞬間を抱きながら 私は今日も空を見上げる [Verse 2] 夏には浜辺へ潮風が吹き 青い波間が輝いていた 秋には山々紅く染まり 夕焼け雲を映していた 冬には静かな雪原広がり 白い世界を月が照らす シルフは変わらず風に乗って 誰かの想いを運び続けた [Bridge] あの日見上げた季節の色は 今も心に残っているのに 振り返るたび遠ざかってく 夢の続きを追うように [Chorus] 風よ運んで 失くした記憶を 潮の香りと紅葉の影を 閉じ込めたくても流れてしまう 時の河には逆らえない シルフが紡ぐ優しい物語 春も夏も秋も冬も 巡り続けるその輪の中で 私の想いも風になる [Chorus] 風よ運んで 四季の輝きを 咲く花も雪も夕暮れも 消えてゆくから美しいのだと シルフは微笑み教えてくれた また新しい季節が来るたび 誰かの願いが風に乗る 儚い瞬間を愛しながら 明日へ向かって羽ばたいてゆく