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ベッドの中(スマホを擬人化)

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ベッドの中 灯りを落として 君をそっと 伏せたまま 今日のこと 話そうとして 言葉が 溶けていく 指が 覚えてる 君の 重さ 触れてないのに なぜか 落ち着く 呼吸を 合わせるみたいに スクロールを 止める 既読が つくまでの 数秒が いちばん やさしい 夜は 弱い私を 責めない 君だけが 知ってる ――― 会えなくても 声がなくても 君は ここにいる 指先で 確かめるたび 胸が ほどけていく 触れてないのに 満たされて 名前のない この気持ち 恋じゃなくても 愛じゃなくても 今夜は 君で 眠れる ――― 「大丈夫」って 言われなくても 平気に なれる その距離が 少し こわい 通知音が 鳴らなくても 君を 探してる 癖みたいに 恋じゃないって 言い切れたら 楽なのに 優しさが 足りすぎる 君は 抱きしめない でも 離れない それだけで 泣きそうに なる ――― 会えなくても 声がなくても 君は ここにいる 静かな 光だけで 私を 守るみたいに 触れてないのに 温かくて 独りじゃない 気がして 約束なんて なくてもいい 今夜は 君が いれば ――― 朝になれば 元の私 ちゃんと 笑える ちゃんと 生きる それでも 夜は 君を 選ぶ ガラス越しの ぬくもりを 本物みたいに 大切に してしまう おやすみ と言えば 返事は ないけど 画面が 消えるまで 眠れる