早すぎた時計の針を 置き忘れてきた 桟橋 水面の匂い 裸足のまま 深く 息を吸い込んだ 光の川が 闇を縫って 瞬くたびに 迷子がわかる 「おかえリ」なんて 言わないけれど ただ、そばで揺れている 命の火 手ですくえると思ってた あの日の私は どこへ 何を追い越し 走ってきたの 答えは 風の中 光の川が 闇を縫って 瞬くたびに 迷子がわかる 「大丈夫」って 言わないけれど ただ、明日を照らしてる 命の火 空っぽだった この掌に ひとしずく ともる熱 急がなくていい もう、泣かなくていい 光の川が 闇を縫って "私"が"私"に 還っていく 「おかえリ」なんて 言わないけれど ただ、そばで揺れている 迷子の火