
【Intro】 起きたくない朝。 枕元の失敗がまた呼吸してる。 テレビの叫び声が 心臓だけ勝手に出勤させる。 今日も世界はうるさすぎる。 【Verse 1】 走り方ズレズレ、呼吸ガタガタ、 ポーズの角度またバラバラ。 魔法陣の前で足震えて それでも全部、投げ込んでみた。 刀の握りはまだぎこちなくて 逃げたい癖はまだ指に残る。 転んだ手のひらの痛みだけが 「まだここだよ」って教えてくる。 【Pre-Chorus 1】 期待されない物語でも 期待しないまま踏み込んだ今日が 胸の奥で小さく灯って やっと「始まった」って思えたんだ。 【Chorus 1】 勇気戦隊オヤスミ! 弱くても立てた、それで十分。 恐怖の向こうは空白でも 手を伸ばしたら 一歩前にいた。 少しだけでも前にいた。 【Verse 2】 翌朝のニュースはさらに雑で 「UFOが人類をさらっています!」 “さらう”なよって文句言いながら 昨日より深く息を吸えた。 三人で並べば勇気の形。 睡眠不足で目の下真っ黒でも 足の出し方だけ、ほんの少し 上手くなってる気がしたんだ。 【Pre-Chorus 2】 ちぐはぐでも三つ揃えば ちゃんと“戦隊”になれるみたいで それだけでまた胸が熱くて 心臓が前に出たがっている。 【Chorus 2】 勇気戦隊オヤスミ! 昨日より強い胸の中の火。 息が切れるほど叫んだら やっと笑えた今日がそこにある。 忘れたくない今日がある。 【Bridge】 太陽が静かに膨張していく。 世界の終わりは叫ばず来る。 異世界の手も、空の向こうのUFOも 奪うためじゃなく救うためだった。 積み上げた喜びも勝利も全部 誤解の塔の上で揺れていた。 触れた瞬間音もなく崩れて 残ったのは胸の奥の小さな火。 消えないんじゃない。 消える暇すらくれなかったんだ。 【Chorus 3】 勇気戦隊オヤスミ! 未来なんて五萬度で溶けるなら 任務も正義も全部置いていこう。 どうせ全部あとで燃えるなら 今日くらい勝手に歌わせてよ。 意味なんてなくても構わない。 無意味の中で走る青春は どうしようもなく光っていて それだけはきっと本物なんだ。 【Outro】 OYASUMI!! OYASUMI!! OYASUMI!! ——おやすみ。


