[intro] [lead in piano] [Verse 1] 願いを叶えるという 猿の手のミイラ。 父は借金を返せる金を願った。 翌日、仕事場から知らせが届く。 息子は事故で帰らぬ人となった。 会社から渡されたお金は、 願った額(がく)と同じだった。 [Verse 2] 猿の手は 誰かの悩みの 肩代わりにも使えるらしい。 願いをぶんかいしていくと、 欲とやさしさが見える。 自分へ向かうものと、 誰かへ向かうもの。 形は違うのに、 同じ重さでそこにある。 [Pre-Chorus] 代償なく 願いは叶えられないのだろうか。 [Chorus 1] ひとりが二人を慈しみ 二人が四人を愛していく そういう連鎖が 無限に優しさを増殖していく ひとりを二人が支えて 二人が四人を守っていく そういう連鎖が 果てなく優しさを育んでいく この世界は、 そんな世界なのではないか? [break] [Interlude] [Verse 3] 一人では重い願いも、 小さく分ければ 持てるかもしれない。 願いを叶えた者の代償を、 次の誰かが少しだけ軽くする。 そのまた次が、 さらに少しだけ軽くする。 みなが少しずつ願えば、 一人では破滅してしまう願いも できるのではないか。 [Pre-Chorus] できるなら それは願い以上の価値があるのではないか。 [Chorus 2] ひとりが二人を慈しみ 二人が四人を愛していく そういう連鎖が 無限に優しさを増殖していく ひとりを二人が支えて 二人が四人を守っていく そういう連鎖が 果てなく優しさを育んでいく この世界は、 そんな世界なのではないか? [break] [Interlude] [Bridge] ねぇ、考えてみて。 出来そうなんだけど。 何が足りないんだろう。 人数かな。 時間かな。 伝え方なのかな。 そもそも、私の計算が足りてないのか? 君はどう思う? [Outro] 親は子を慈しむ。 子は親になり、 子にその温かさを渡す。 人は隣人を愛し、その人もまた隣人を愛する。 橋は、一人では架けられない。 だから、皆で架ける。 願いも同じじゃないのかな。 代償も少しずつなら。 喜びに変わるのではないか?