『時の水渚(ミギワ) ―流れの岸辺に佇む―』 (のるん版) 【序文】 「内容よく分かんないけど、私たちの時間は私たちのものです!」 「でーす♪」 【Verse 1】 水渚(ミギワ)に立ち 指先に触れる 揺蕩う未来(ミク)の 細き糸くず そっと縒(よ)り合わせれば まだ見ぬ光糸(コウシ) 私の身体に 溶けてゆく 背中には 東の糸 たしかに息づく 【Verse 2】 標準時が告げる「現在(イマ)」より先に 東の糸は 重く支える 誰かの地図や 経度線に惑わされず 私の時間は 私が紡ぐ 背中には 軌跡の糸 静かに伸びゆく 【Pre-Chorus】 水面を渡る風は囁く 過去も未来も ひとつの流れ 指先で縒(よ)る糸が 世界を描き 心の奥で 時は揺れる 【Chorus A】 揺蕩う未来を 抱きしめて 水渚に光 舞い降りる 東の糸と 重なり合い 私は今を 紡いで往く 【Bridge A】 遥か過去を 『ファー・イースト』と呼び 彼方の未来を 『ゴー・ウェスト』と謳(うた)う グリニッジ(中央)に座(ましま)すとばかりに 時を縛る 声が響く 【Chorus B】 揺れる未来を 迎え撃ち 水渚の空へ 声を放つ 過去の糸と 響き合い 私は私を 紡いで征く 【Bridge B】 時計回りの標準時に逆らい 反時計回りの波を辿る 臆病な思想をよそに 朝はいつも 水渚からやってくる 【Final Chorus】 時の水渚よ 佇む魂魄よ 揺蕩う糸を 紡いでゆけ 時の水渚よ 佇む魂魄よ 私の時を 紡いで逝く 時の水渚よ 佇む魂魄よ 揺蕩う糸を 紡いでゆけ 時の水渚よ 佇む魂魄よ 私の時を 紡いで逝く 【Outro】 水渚に映る 空も海も 東の糸も 西の糸も 揺蕩う糸くずを縒(よ)り 紡ぎ 人生の糸に 新たな光を灯す 【Ending】 光は今日も 私の水渚に寄り添っている