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薄紅の風

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V6

[Intro] 薄紅の風 簪を撫で 眠らぬ水面に 月影ほどけ ひとひら散りし 花の行方を 誰も知らぬまま 夜は更けゆく [Verse 1] 絹の袖より こぼるる吐息 玉響の夢を 指先に結ぶ 朱塗りの橋に 足音ひとつ 過ぎゆく刻さえ 振り返りぬ 朧に霞める 御簾の彼方 昨日と明日の 境は消えゆく [Pre-Chorus] 花の命を 惜しむより 散り際の刹那を 愛でたくて この心をば 宵風に託さん [Chorus] 満開の月ただ揺れる夜 螺旋が織りなす道となり あの幻想の彼方へ 薄絹の夢を 身にまとい 千年の後の 君に逢いにゆく [Verse 2] 緋の帯へと 忍ばせし願い 白檀の薫り 記憶を染めて うつろふ世の影 喪失の兆し 乞へば 乞ふほどに ひとときの彩 いよいよ燃え立つ [Bridge] ああ 終はりを知りて なお咲く姿 命の秘めたる 綾錦なれ 定めの糸さへ 解きほどきなば 「われ」といふ夢へ 還りゆかん [Final Chorus] 満開の月ただ揺れる夜 螺旋が織りなす道となり あの幻想の彼方へ 薄絹の夢を 身にまとい 千年の後の 君に逢いにゆく [Outro] 薄紅の風 簪を揺らし 夢か現か 誰も知らず 螺旋の彼方へ 宵は流れゆく [Fade Out] [End]