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希絶#varigner

V6

光る魂の翼を広げてゆく 遠い空の先にあるのは未来? 歪んだ心の闇を振り払って 強く何処までも飛んで行く 強く握ったツルギを構えて 遠い地で今も戦う勇者 憎んだ相手を切り払って 辿り着いた闇にノマれて行く 憎しみが生み出す悲しみに堕ちて 喜びが生み出す笑顔を見失って 善も悪も変わらない何もない 生も死も誰にでも訪れる未来 手と手を取り合う勇気があれば 言の葉を交わし合う優しさがあれば 光る涙を流し祈り続けている 遠い星に願うは平和な未来 澄んだ心は傷ついても涙払って 辿り着く筈の幸福を信じてる 優しさが生み出す悲しみに泣いて 厳しさが生み出す温もりに包まれて 着飾った人が言う救ってあげようと 疲れ切った人が言うお断りしますと 不公平、不平等、不平不満、 この世は決して同じにはならない 善も悪も変わらない何もない 生も死も誰にでも訪れる未来 手と手を取り合う勇気があれば 言の葉を交わし合う優しさがあれば 昼も夜も変わらない何もない 太陽も月も誰にでも届く光 手と手を取り合う勇気があれば 言の葉を交わし合う優しさがあれば 笑い合えるそんな時間があれば良い それだけで良い それだけが遠い 〜ストーリー〜 カラスとしでんは 戦場から離れて暮らしていた。 停戦に安堵した日々を過ごしていた。 「はっ!!?」 カラスは凄い汗を流して目を覚ます 時刻はまだ午前4時だ 頭を押さえて速く脈打つ心臓を落ち着かせる 「大丈夫?」 しでんが心配そうに見つめていた。 「最近、昔の夢を見るんだ。」 「昔の?」 カラスは一息付くと落ち着いた声で思い出すように 話し出した。 カラスには離れた家族が居た。 厳しい家訓から自由を求めて今回の戦を理由に 飛び出したのだ。 「優秀な弟が居るんだ。」 レイヴン・ノクス 「ノクス家はそれなりに名家でな、、、 俺には堅苦しかった。」 「お坊ちゃん!?ハハハ!似合わないな?」 「だろ?」 「それがなんでそんな汗掻いて起きる事に?」 「軍族の家系だからな? 抜けた後ろめたさ、、、かな?」 「ふぅん、、、今は停戦したんだ気にしすぎだな」 「確かに、、、な。」 そんな日の数日後、、、 停戦は破られた。 「、、、、、、行くの?」 「あぁ、、、。」 「私も!」 「帝国も襲われてる。」 「、、、、、、。」 「大丈夫だ。すぐ終わらせる。お前も行くなら 戦場で遭っても撃ち落とすなよ?」 「!!分かったよ!行ってこい! もう知らん!撃ち落とすかもしれないから、 ちゃんと避けろ! 、、、、ちゃんと生きて。」 「了解!」 カラスは愛機と共に飛び出した かつての仲間を救う為に 「バカ。」 しでんはまだ悩んでいた。 帝国に戻ればまた争い事になるかもしれない。 宇宙を見上げて 1人バイオリンを弾いた 祈るように。 黒い閃光が宇宙を切り裂く。 SHADOW RAVEN。 「悪い悪い。」 「ちょっと寄り道してた。」 一瞬。 三機の敵が同時に爆散する。 カレンの顔が輝く。 「KARASUさん!」 KARASUは肩をすくめる。 「俺が来たんだ。」 「ここからが本番だ。」 Pattyが笑う。 「やっと全員そろったね!」 「行くよ!」 Freedom。 Gold Frame。 NIGHT OWL。 アリアンロッド。 ヘリオス・エッジ。 Celestia。 Mistral。 SHADOW RAVEN。 八機が一斉に突撃する。 光が交差し、 爆炎が宇宙を染める。 次々と敵機が撃破されていく。 ──────────────────── しかし――。 残った敵機が突然動きを止めた。 全機が同時に後退を始める。 「撤退……?」 manaが呟く。 「違う。」 「最初から、戦闘データを集めることが目的だったんだ……。」 アリテアルは静かに命じる。 「深追いはするな。」 「敵の狙いは、まだ分からない。」 その時、manaの画面に微かな反応が走った。 「待って……。」 撃破された敵機の残骸から、 何かが遠い宙域へ送信されている。 「戦闘データが……送られてる。」 静まり返る宇宙。 その遥か彼方――。 暗闇に閉ざされた施設で、 集められたデータが一つの機体へと流れ込んでいく。 無機質な機械音声が響く。 『解析完了。』 『第二段階へ移行します。』 闇闇の中で、 眠っていた機体の瞳が静かに灯った――。 更にその闇の中 1人の男が戦場を見つめて居た。 連邦軍の後方から、 「カラス、、、。」 仮面の下には憎しみの炎が赤く揺らめいていた。