ねえ、わたしって何かできてる? ただ、今日も誰かに迷惑かけて 息をひそめて 生きてるのが わたしの “生き方” だった そんな私の前に 太陽みたいな人が現れたの まぶしくて、明るくて、 優しそうで、うっとうしくて 「君ってさ、すごく強い子だね」 ――意味、わかんないよ あなたに 何がわかるの⁉ 私の痛みも 弱さも 背負えないくせに! 簡単に言わないで! 全部、笑ってごまかしてるくせに! だけど、なぜだろう あの笑顔に ひとつだけ救われた 変な人、 それが出会いだった “強いね”なんて言葉 嫌いだった 泣くことすら 我慢して 誰も見てない夜にだけ 崩れるのが わたしの “生き方” だった でもあなたは笑って言った 「弱いからこそ、人を気にしちゃうんだよ」 「だからさ、つらい時は話しかけて」 「僕、嬉しいからさ」 もう……やめてよ どうしてそんなに軽く言えるの? 期待させないでよ 置いていかれるの怖いのに… でもその声は ちゃんと わたしに届いてた 変な人、 また会いたくなった “何もない”って思ってた心に あなたの言葉が 雨みたいに沁みて いつの間にか 私、笑おうとしてる ……ねえ、変だよね? あなたに 会えたから 世界が少しずつ 呼吸をはじめた あの日の私も 今なら少し 抱きしめられる ありがとう 変な人 出会ってくれて、ありがとう


