
[Intro] 息を吸い 夜の匂いを抱きしめる 吐く息 白くほどけ 闇に溶ける 「皆、どこへ行ったの?」 微かな声で [Hook] 息を 吸って 吐いて 揺れる影 「皆、どこへ行ったの?」 胸を刺す言葉 夜の片隅で 色を失くした私 世界は廻るけど 時間は止まったまま 「皆、どこへ行ったの?」 また胸に沈み かすかな足音へ ただ身を預ける [Verse 1] 朝焼けのカフェイン ゆっくり溶けて 紙コップの底 霞む空に呟く 「皆、どこへ行ったの?」 改札に飲まれてゆく 人の流れ 硝子越し ぼやける輪郭 ネオンが瞬くたび 嘘と本当のすき間で 影が揺らぐ カーディガンの袖口 ほつれた糸 掴めそうで掴めない 理由を数え 「皆、どこへ?」 残る余韻だけが 静かに頷く [Hook] 息を 吸って 吐いて 揺れる影 「皆、どこへ行ったの?」 胸を刺す言葉 誰も知らない 淡いモノクロの私 世界は廻るけど 鼓動は凍ったまま 「皆、どこへ行ったの?」 また胸に沈み 青い静寂へ 身を委ねていく [Verse 2] 深夜零時の舗道 雨上がりの匂い 白い灯り 偽りの太陽 高架下でくぐもるざわめき 失くした声を探すように 首を振る 蔦が鉄骨をほどくように 胸の檻を破りたいと願うけれど 「皆、どこへ行ったの?」 呟きだけが 呼吸を刻む [Bridge] 雨粒が窓を打つ 夜更けの合図 鼓動と重なり 静かな絵を描く 「皆、どこへ行ったの? ねぇ 聞こえる?」 答えは闇に滲み 風の奥へ消える [Outro] 明日もきっと 同じ色の朝 それでもまた 乾いた問いを浮かべる 空っぽのグラスに灯る わずかな火花 消えるまで ただ揺れていたい―― 「皆、どこへ行ったの?」 静かな夜へ 静かに沈む

