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あの日の母の夜

V4.5-ALL

[Verse 1] 時計の針は午前三時 静まり返る部屋の中 小さな額に触れるたび 熱はまだ下がらない 薄暗い灯りの下で 何度もタオルを替えながら 眠れない夜を抱えて ただ隣に座ってた [Pre-Chorus] 苦しそうな寝息のたび 胸が少し締めつけられる 代われるものなら代わりたい そんな願いを繰り返す [Chorus] あの日の母も こんな夜を越えていたのか 小さな寝息を数えながら 朝を待っていたのか 「大丈夫だよ」 その言葉の奥にあった 見えない愛の温もりを 今になって知ったんだ [Verse 2] 窓の外はまだ暗くて 世界は静かなままだけど 少しだけ熱が下がって 穏やかな顔になっていた そっと布団を掛け直し 額に触れたその瞬間 遠い記憶が重なるように 母の背中が浮かんだ [Pre-Chorus] 気づかなかった優しさは いつも当たり前の中で 何も言わずに支えながら 私を守っていた [Chorus] あの日の母も こんなふうに祈ったのか 眠る私の小さな手を そっと握りながら 涙も見せずに 不安を胸にしまい込んで 朝が来ることだけを信じ 隣にいてくれた [Bridge] 受け継がれてく レシピでも言葉でもなく 誰かを想い続けるための 静かな心だけが [Final Chorus] あの日の母が くれた愛は消えないまま 今は私がこの腕で 次の未来を抱いている 夜明けの光が カーテン越しに差し込んで 眠る君の額に触れて 小さく微笑んだ [Outro] 冷たいタオルを畳みながら 白み始めた空を見る 母さん あの夜の愛が今 ここまで届いているよ