
息を潜めた 止まった時間で 何を落としたのかも わからないまま 音のない夜が 心を包んで 私は自分の影すら 見失ってた 行き場をなくした思いだけが 胸の奥で ひそやかに騒いでた 孤独に閉じ込められたみたいで 君の気配さえ 遠く霞んでいく でも ほんの一瞬だけ 闇の端で 光が揺れた 気づかなければ消えてしまう 小さな灯りが そっと私に触れた 暗闇を縫うように差し込んだ光が ゆっくりと色を変えていく 閉ざされた世界に 君の声が触れた瞬間 凍えていた私の心が 「ここにいるよ」と震えていた 昨日と同じ景色なのに どうしてこんなに違って見えるんだろう 失くしたはずの夢の匂いまで 風に運ばれて 胸に満ちていく 目を凝らしたら 君がそこにいて いつものように 優しく微笑んだ 「もう大丈夫」と囁くその声が 私を過去ごと 解いていく 闇をほどくように満ちていく光に 思わず名前を呼びたくなった 忘れかけてた 君という奇跡は 確かに私の中で息をしてた I know it now— この輝きは 君なんだ もしあのまま 気づけなかったら 私はずっと 閉じたままだった でも今ならちゃんと言える 「君が私を 目覚めさせてくれた」 モノクロだった世界が染まっていく 諦めの隙間に差し込んだ君 流した涙も 消せない痛みも 全部 生きる力に変わった 君がくれた温度が 私を照らし続ける限り I’ll never forget your light ―その光の名を


