僕が誰なのか分からなかった 気付けばただ、自分一人で 機械の部屋、鉄のからだ 僕はいったい誰なんだろう 外は荒廃していて 僕以外誰も見えない 風が吹く音だけが耳に届く 独りぼっちなのが 急に怖くなった 誰か僕の声に応えてよ 僕は1人世界を彷徨っている どこに行っても誰にも出会えない ここには何故僕しかいないの 寂しい、寂しい、会いたいよ… あれからどれくらい経ったのだろう 気付けばからだはサビだらけで 満足に動くことができない このまま僕は朽ちていくのかな そんな時フと声が聞こえた 横を見ると2匹の虫が 心配そうに僕に 話しかけていたんだ 初めて出会った僕以外の存在 ノイズ音が周りに響き渡る 怖がらせてしまっているよね きっと逃げられる そう思っていた けど2匹は「直してあげる」 そう言ってくれて 目の奥が熱くなった 初めて生きたいって ハッキリ思えたよ 思えたんだよ 僕よりも小さいのに 一生懸命直してくれた どんな事があっても あきらめないでさ 時間が流れ動けるようになった 2匹は喜び、僕も喜んだ やっと話すことができる ようやく伝えられる ありがとうの言葉を そして僕はお願いした 友達になってほしいって 怖かったけど 勇気を振りしぼった 君達は迷わず言ってくれた うんって 初めてできた友達 僕はもう1人じゃない 自分が何なのか分からないけど 前に進んでいけるよ 君達がいるから ある時僕に名前をつけてくれた 太陽がてる祈りの名前 君がそうであるようにと 微笑みながら、そう言ったんだ 言ってくれたんだ


