透明な 冬が 満ちて わたしを 季節に 染めていく 白く ほどける 私の雲 季節の 底で ふるえる 光の 瞬く 重なり 夜に ひびく 周波数 帰ろうかな やめようかな 体温の ねむる あかりへ 帰ろうかな やめようかな 星が あまりに 正しくて まだ 溶けていたいのに 雲の 裂け目から こぼれる 古い ひかりの 結晶 灯りに 戻る ためらい 帰ろうかな やめようかな 白く 曇った 吐息のなか 帰ろうかな やめようかな 境界線が 凍りつくまで 夜に 溶けていたいのに あと ひと呼吸 もう ひと呼吸



