
[Dark Ambient Intro] 坂は 名前を持たずに 夜の下へ続いていた [Verse 1] 灰を残したまま 私は坂をおりた 呼び戻せる気がして 影の跡をたどった 門の向こう側には 懐かしい声があり 近づくほどその声は 知らない湿りを帯びた [Pre-Chorus] 見てはいけないと 言われた場所ほど まぶたの裏で 形を変えていく [Chorus] 黄泉比良坂よ 私をまだ帰さないで 失くした名を呼ぶたびに 足元が暗くなる 黄泉比良坂よ 愛はどこで変わるの 抱きしめたはずの記憶が 知らない影になる [Descent Verse] 櫛に残した灯りを 頼りに進んでいく けれど照らしたものほど 戻れないほど見えてしまう 背中を向けた約束が 背後でほどけていく 振り返るなという声は 私の声でもあった [Pre-Chorus] 見てはいけないと 言われた場所ほど まぶたの裏で 形を変えていく [Chorus] 黄泉比良坂よ 私をまだ帰さないで 失くした名を呼ぶたびに 足元が暗くなる 黄泉比良坂よ 愛はどこで変わるの 抱きしめたはずの記憶が 知らない影になる [Return Bridge] 石を置くように 息を塞ぐように 私は境に 別れを立てた 戻れないものを 閉じ込めるためではなく 戻らない私を 生かすために [Final Chorus] 黄泉比良坂よ 私をもう追わせないで 失くした名を呼ぶ声を 夜の奥へ返すから 黄泉比良坂よ 愛が影に変わっても 見てしまった痛みごと 私は朝へ逃げていく [Outro] 坂の上で 風が止まり 置かれた石だけが 別れの形をしていた

