
いまがほんとうなのは しってるよ しってるよ だからなんだよ あさになったら ちゃんとおきるし おなかがすいたら なんかたべる いってきますって いって ただいまって かえる わらうときは ちゃんとわらうし かなしいときには たぶんかなしい べつに なにもたりなくない たりなくないよ ほんとだよ それでも あわよくば もしかしたら あのひ もういっぽだけ ちがうほうへ いってたら それでも あわよくば なんて いまがほんとうなのは しってるよ しってるから なんなんだよ だれかとくらべて ないよ もうそんなの とっくにやめた むかしのあたしを さがしてもない もどりたいわけでも ない なのに つかれたよるだけ しらないあたしが となりにすわる なにもいわないで あたしのかおして わらってる それでも あわよくば もしかしたら あのひ やめなかったら あのひ かえらなかったら それでも あわよくば なんて そんなあたし どこにもいない いないのに まだいるんだよ ばかみたい ほんと ばかみたい ないものを なくしたみたいに だいじにしてる だれも ほしがってないのに だれも まってないのに あたしだけ たまに そこを みてる それでも あわよくば もしかしたら なんにも かわらなくていい かわりたいわけじゃ ない それでも あわよくば なんて いまここにいるのは あたしだよ それくらい しってるよ しってるよ しってる だから なんなんだよ あわよくば

