
[Verse 1] ある日 不意打ちで 背中 ぞわっと 凍った ガラスのすぐ向こう 金色の目 ぎらり この距離 二歩もない そのくせ 歯を見せてる 羽根の付け根あたり 変な汗 噴き出した [Pre-Chorus] だけど一歩も 近づけないね つるり透明な この結界 くちばしで つついてみたら 冷たくて ちょっと笑った [Chorus] 窓越しの宿敵(しゅくてき) 狙うなら さぁ どうぞ? ここから先は 届かない爪(つめ) あたしは平気 余裕の首毛 窓越しの宿敵(しゅくてき) 今日もまた 睨み合い 命のやりとり ごっこみたいで ちょっと楽しい 内緒だよ [Verse 2] きみは机の上 しっぽで時計 止めてる あたしはベランダで パンくずひとつ 独り占め 最初は本気だと 思って心臓 ばくばく でもね 一日じっと 動けないきみを見た [Pre-Chorus] くしゃみするたび 毛が舞い上がる 伸びをしながら 負けん気ポーズ あくびのあとで また睨んでくる そんなとこ ちょっと好きだ [Chorus] 窓越しのしゅくてき 隙あらば 飛びかかる? その目は 本能 でもどこか退屈 毎日同じ 午後三時の攻防 窓越しのしゅくてき 気づけば あたしの方 きみがいない日を 数えている 誰にも言えない 習慣だ [Bridge] 雨の日も 風の日も ガラスは 変わらない だけど映るきみと 映るあたしは 少しずつ変わる [Chorus] 窓越しのとも 「シャーッ」と鳴く 口の形 あたしは胸を張り わざと遅く歩く 心臓はもう 逃げ腰じゃない 窓越しのとも 呼べばきっと 来てくれる しゅくてきと書いて ともと読む距離 今日も並んで ガラスごし [Outro] 羽根をふるふる 合図みたいに きみはしっぽで 返事をする 誰にもわからない この関係 ガラス一枚 挟んだ 日課

