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月影の都 - 宵闇幻想譚 -

千年の時が 眠る 石畳 小川の水音 遠く 幽かに響く 格子戸の向こう 誰そ彼の残り香 宵闇に紛れ 息を潜める 風に舞う 紅葉 一片の夢 胸の奥 揺れる 淡い想い 嗚呼…… 月影の都 永久の静寂 宙を穿ち 照らす 銀の鏡 この身 焦がす 宿世の調べ 和琴の音に乗せて いざ 唄おう 朱の鳥居を 抜けて 辿る 小道 苔生した燈籠に 灯は 揺らめいて 古の歌が 耳朶を撫でる 時の流れさえ 置き去りにした 朧げに浮かぶ 過去の面影 指の隙間 零れる 砂時計 嗚呼…… 月影の都 永久の静寂 宙を穿ち 照らす 銀の鏡 この身 焦がす 宿世の調べ 和琴の音に乗せて いざ 唄おう 孤独さえも 美しい 一夜の夢 朝の光 届かぬ 秘やかな場所 嗚呼…… 月影の都 永久の静寂 宙を穿ち 照らす 銀の鏡 この身 焦がす 宿世の調べ 太鼓の響き 胸に いざ 刻もう 夜明けまで