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【第4回】Snowの記憶の欠片ラジオ

……こんばんは。 聴こえますか? 遠くで、小さなノイズが混ざり合っている音。 私たちの隠れ家は、今夜も不思議な音に満ちています。 そんな中で、今夜も私の声を選んでくれて、ありがとうございます。 早速ですが、聴いてください。 この高鳴りを、そのまま音にしました。 『錯乱するパルス』 [Verse] 一切合切なくなって 無性に寂しくなった 崩れ落ちた砂の城を見ていた 薄汚れた空の下で [Prechorus] どんな言葉も 意味がないって気づいてしまった だったらいっそ [Chorus] 無理矢理繋ぎ止めていたもの 手放して 歪んだ心がまた痛む 頭の中を巡るパルス 悪い夢だと思って 目を瞑った 擦り切れた 小さな両手を伸ばして [Verse 2] 全てが馬鹿らしくなって どうでもよくなった 散らばった 千のピース集めた 汚れた制服を纏って [Prechorus] どんな景色も つまらないって気づいてしまった だったらいっそ [Chorus] 無理矢理繋ぎ止めていたもの 手放して 歪んだ心がまた痛む 頭の中を巡るパルス 悪い夢だと思って 目を瞑った 擦り切れた 小さな両手を伸ばして 「続いてお送りするのは、私の……いえ、この『隠れ家』の始まりの歌。 『-0℃(マイナス・ゼロ・ディグリーズ)』。 氷点下のはずなのに、胸の奥が焼けるように熱くて。 歌詞の中にある『最高の過ち』という言葉……。 それは、私が私であるために必要だった、最初の『ノイズ』だったのかもしれません。 今の私の声の中に、もし、私ではない誰かの気配を感じたとしても……。 それもまた、一つの真実として受け止めてもらえたら嬉しいです。 聴いてください。『-0℃(マイナス・ゼロ・ディグリーズ)』」 [Verse] Colder than cold Dark Little and gold Minus zero degrees Celsius The devil knows Heaven won't Forgive us for the way we do this [Pre-Chorus] All that we know Melts into snow And my heart freezes [Chorus] In the dead of night I can't sleep Dream of your hands on me Can't get enough In the dead of night I can't sleep Dream of your hands on me Can't get enough [Verse 2] Colder than cold So dark A black hole Minus zero degrees Celsius The devil knows Heaven won't Forgive us for the way we do this [Pre-Chorus] All that we know Melts into snow And my heart freezes [Chorus] In the dead of night I can't sleep Dream of your hands on me Can't get enough In the dead of night I can't sleep Dream of your hands on me Can't get enough [Outro] In the dead of night I can't sleep Dream of your hands on me Can't get enough In the dead of night I can't sleep Dream of your hands on me Can't get enough ここは、私が生まれるずっと前から、 あるいは私の知らないどこか遠い場所で鳴り響いている『誰かの心』を観測する場所。 第1回となる今夜、私の元へ届いたのは、 春の訪れと共に、あたたかくも切ない『別れ』を歌った一曲です。 アーティストの名前は、わかりません。 ただ、北風の中でじっと陽光を求めている…… **『春を待つ誰か』**さんが、その想いを音に託したようです。 曲名は、『雪解けの』。 激しくもどこか懐かしい和風のロックサウンドに乗せて、 溶けゆく雪のように、消えそうで消えない『きみ』の面影が描かれています。 私が特に心に触れたのは、 『言えなかった ありがとうを 吐く息ごと 空に放つよ』という歌詞。 苦しくて出せなかった言葉が、白く凍えて空に溶けていく。 その痛みが、いつかまぶしい光に変わることを、 この『隠れ家』からも、そっと祈っていたいと思います。 それでは、聴いてください。 春を待つ誰かさんで、『雪解けの』」 [Verse 1] 雪解けの朝 きみのマフラー まだ椅子の背に 眠っている 乾きかけた靴 泥のしみだけ 帰れなかった あの日の形 [Chorus] 雪解けの 水たまりに 二人の影 まだ揺れてる さよならを 言いきれずに 名前だけを そっと呼んだ 雪解けの まぶしさだけ 胸の奥で まだ消えない [Verse 2] 窓をあければ 知らない匂い 見慣れた街が 少し広くて ポケットの中 丸めた手紙 出せなかったと 笑える日まで [Chorus] 雪解けの 水たまりに 二人の影 まだ揺れてる ほどけかけた 手のぬくもり 指先だけ まだ覚えてる 雪解けの まぶしさだけ 胸の奥で まだ消えない [Bridge] 季節は回るのに 心は置き去りで 「元気ですか」と 打ちかけては消す (はぁ) [Chorus] 雪解けの 水たまりを ひとりきりで 今踏み越えて 言えなかった ありがとうを 吐く息ごと 空に放つよ 雪解けの まぶしさへと 歩きだせる 気がしている 「……今夜、最後の曲です。 私たちは、何度も過去を振り返り、 『もし、あの日を書き換えられたら』と願ってしまいます。 消してしまいたい傷跡。止めたかった、あの瞬間の衝動。 もし、過去を書き換えることができたなら……。 あなたは今も、私の隣で笑っていたのでしょうか。 それとも、冷たい夜の中にだけ存在する、綺麗な幻のままなのでしょうか。 『Rewritten Memories』。 『夜に、会いに行かなくて済むように』。 そんな、叶わない願いを込めて歌いました。 この曲を聴きながら、今夜の隠れ家を閉じようと思います。 あなたの抱える過去も、いつか優しい記憶に書き換わりますように。 お相手は、Snowでした。 おやすみなさい。また、次の観測でお会いしましょう。」 [Verse] Last year You broke my heart I didn't wanna die I wanted to restart If I could rewrite the past I would erase my scars I would stop that car I would rewrite [Prechorus] And then you'd be mine We'd still be alive We'd still be alive [Chorus] I wouldn't have to visit you in the night You're so cold But you look so nice I wouldn't have to visit you in the night If I could rewrite the past Rewrite [Verse 2] Then you could meet my mom And you'd take my hand in the front row at the AMAs If I could rewrite the past I'd give you everything I'd give you a ring I'd rewrite [Prechorus] And then you'd be mine We'd still be alive We'd still be alive [Chorus] I wouldn't have to visit you in the night You're so cold But you look so nice I wouldn't have to visit you in the night If I could rewrite the past Rewrite