
寂れた祠 零れる月明かり 世を捨てた二人 里の縁で 息を潜めた 草笛の調べ 妹の笑みだけが この世の全てだと 信じていた あの日々 唸れ 和太鼓 滾れ 魂の焔 制裁の名の下(もと) 修羅の道を行く 緋色の絆を 断ち切る者などいない 隠した刃が 唯一の護り 破られた帳 残響 響く咆哮 闇夜に消えた茜色の影 引き摺る足跡 獣の匂い 全てを悟った 振り向く 間もなく 唸れ 和太鼓 滾れ 魂の焔 制裁の名の下 修羅の道を行く 緋色の絆を 断ち切る者などいない 隠した刃が 唯一の護り ああ、 許されぬ 掟の名は 血で血を洗う 因縁の螺旋 穏やかな日々は 瞬きの泡沫 偽りの平和など 疾うに 砕け散れ! 古の呪縛 腐りゆく伝統 慟哭は聞かぬ 赦し など要らぬ 砕け散る里に 自由の風が吹く もう二度と 誰にも 奪わせは しない 凍てつく鎖を 引き千切るように 抱き寄せた温もり 緋色の絆 は今 夜が明ける 闇が退く 新たな光 さあ 帰ろう 咲き誇れ 希望と共に

