
夕暮れの 観覧車 窓の外を 見つめる君の顔 どうして 黙ってるの 君から 誘ったんだよね 私の気持ち 知ってるんだよね 斜めに昇る ゴンドラの中 見慣れた街が 小さくなる 君は西の空の向こう 私はガラスに 映る君 映画の帰り 駅まで遠回り 水族館の青で 見上げた二人 遊園地の光に またねと手を振り 何気ない今日を 宝物にしたり Fifteen Minutes この一周が 終わる前に 何を話せば いいのかな 夢を追う君の背中を 今更 止めるわけじゃない 君のいない 明日より 君の夢が 大事なのに 名前のない 私たちが もうすぐ遠く なりそうで ポケットの中の 乗車券 東京行きの 文字が滲む 夢を追うんだと 笑った日 頑張ってねと 上手に笑った 君のいない 景色のこと どうして今更 怖くなる 同じ窓に 映る横顔 見つめられずに うつむいた あと少しだけ 夕日よ沈まないで あと少しだけ 時間よ行かないで 言葉にすれば 壊れそうで だからせめて 隣にいたかった 高く 高く 昇った世界 君の靴先 私の靴先 触れそうなのに 触れられなくて 君がそっと 手を伸ばした Fifteen Minutes この一周が 終わる前に 唇の奥で 揺れた声 さよならよりも 約束よりも 確かな熱が 伝わった 夢を追う君の背中を 私はちゃんと 見送るから 名前のない 私たちの 今だけは 手を離さないで 夕暮れのホーム 走り出す光 今日初めて 君と目が合った 手のひらに残る この熱だけ 空が暗い 青に変わった

